ぎっくり腰について

  • ぎっくり腰

    西洋では「魔女の一撃」ともいわれるぎっくり腰。
    突然、腰を襲う強烈な痛みは日本ばかりでなく世界中でも恐れられ、その激痛は経験した人にしかわかりません。
    ぎっくり腰は急性の腰痛症ですから、突然の激しい痛みに襲われれば、ほとんどの人は平常心ではいられません。
    そのため…

    「救急車を呼んだほうが良いのだろうか?」
    「患部を温めたほうが良いのか? 冷やしたほうが良いのか?」
    「じっとしていたほうが良いのか? 痛みをガマンしてでものばしたほうが良いのか?」


    など、迷ってしまいます。

    ぎっくり腰は一般の腰痛とは違い、特異的な症状を持っていますので、間違った対処法や施術をしてしまうと、 なかなか改善しないばかりか、かえって悪化してしまう危険もあります。
    かといって、なにもしないでこの痛みを長引かせてしまうと腰痛の慢性化にもつながりかねませんので、初めが肝心です。

    最初の3日間をうまく乗り切ることが大切です
    痛いからこそ、動けないからこそ、早く施術を開始する必要があります。
    ここでは、ぎっくり腰になった直後の対処法をご説明します。

  • とにかく冷やす

    ぎっくり腰になったときは炎症を起こしていますので、まずは氷で冷やすことが必要になってきます。
    シップではダメですか?というご質問をよく受けます。
    冷シップもたしかに炎症を冷やす効果はありますが、ぎっくり腰ほどの強い炎症を抑えるには力不足だと思われるため、ぎっくり腰になった直後は15分~20分ほど氷で冷やすことをおすすめします。
    長時間の冷やしすぎは、必要のないところにまで悪影響を及ぼしてしまいますので、皮膚の感覚がなくなってきたら外し、感覚が戻ってきたら冷やす…を繰り返しましょう。
    なお、当日はお風呂に入ることも控えて、患部を温めない程度のシャワーですませてください。

  • 安静にする

    ぎっくり腰の基本原則は、揉まない・のばさない・温めないです。

    絶対に守ってください。
    ぎっくり腰は背中や腰の筋肉組織のズレとも考えられる特殊なケガですから、傷んだ部分を揉みほぐそうとムリに手を加えることで、炎症をよけいに拡大させてしまう危険があります。
    また、日ごろの運動不足が原因だと思い、痛くてもストレッチをすれば良くなるような気がする!と考える方も多いのですが、傷めたままの筋肉組織を伸ばすことで痛みを増強させてしまう心配も少なくありません。
    また、多くのぎっくり腰の場合、ツラい思いをして病院まで行ってレントゲンを撮ったのに、損傷部位を明らかにできないため何ら異常がないという診断をされることもあります。
    レントゲンで異常がみられないため、医師も鎮痛剤と湿布薬しか処方できない場合もあります。

    ぎっくり腰の発生直後は、救急車を呼んで移動したり病院で検査を受けたりするよりは、ムリに動かさないで炎症が落ち着くまで痛みの少ない姿勢で安静にしておくことが正しい対処法です。

  • 固定する

    ぎっくり腰によって骨盤や背骨を支える筋肉が弱っています。
    患部に動揺や振動が加わらないように、さらしや腰痛ベルト、またはコルセットなどで腰を安定させましょう。

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